マシニング加工の種類をご紹介
マシニング加工・NC旋盤加工・プレス加工のことなら
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マシニング加工については、以前もこちらで紹介しましたように
マシニングセンタと呼ばれる機械を用いて、切削を行う機械加工のことを指します。
入力されたプログラムや3D図面の形状を元にして、自動で刃物の位置を
コントロールしてくれます。
さらに、工具の交換までも自動で行ってくれるのです。
今までだと、加工ごとに設備や機械を使い分けたり、ツールを交換していましたが
その必要はなく、複雑な形状でもより早く加工することができます。
また、マシニングセンタの技術により、従来の設備では加工が困難だった形状を
加工できるようにもなりました。
以下の4種類に分けられます。
① 立型マシニングセンタ
材料を上から削るので切削状況を確認しやすく、設計図面と見比べながら加工を
行うことができます。
他の型に比べてコンパクトな作りで、専有面積が小さく設置しやすく
最も普及されているマシニングセンタです。
しかし切りくずが排出されづらく、切りくずを原因としたトラブルが発生
しやすくなり、大量生産には不向きです。
金型部品や試作品などの、少量生産に適しています。
② 横形マシニングセンタ
工具を地面と水平方向に取り付けて、材料を横から加工するタイプになります。
切りくずの排出性が良く、製品の加工面が傷つきにくいメリットがあります。
部品供給を自動で行えるパレットチェンジャーを装備すれば、長時間の連続稼働も
可能です。
一方で、横から材料を固定するという構造のため重い材料には不向きです。
高い精度を求められるような、精密小物部品の加工に適しています。
③ 門型マシニングセンタ
立型と同様に、刃物が垂直になっているのが特徴です。
立型は、刃物の回転軸が片持ちであるのに対し、門型では工作物をまたぐように
配置された2本の柱により、両側から支持する「門型」になっています。
船舶や航空機部品など、通常のマシニングセンタのテーブルには乗らない
「数メートル超」の大物ワークを、段取りなしで効率よく加工することができます。
このように、大物ワークを扱うことができるため、設備が大がかりとなってしまい
コストがかかります。
④ 5軸制御マシニングセンタ
切削加工技術の中でも最新の機械で、縦横高さの3軸に2つの回転軸を加えた
計5軸を制御することで、複雑な形状の加工が行えます。
固定している底面以外の5面に対して、加工を行うことができるため
材料のセッティングが、一度で済み作業時間のカットに繋がります。
ただし軸が増える分、高度なプログラミング知識が必要となります。
このように技術がどんどん進み、今までは困難だったこと、あるいはとても時間が
かかっていたものが、時間の大幅な削減をしつつも、高精度なものを提供できるように
なりました。
そして当社は、40年以上の経験と実績がありますので
お客様のご要望に、最適なプロセスでお作りする自信があります。
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